管楽器奏者の歯列矯正とオススメの矯正歯科

Twitterのフォロワーさんにインビザラインでの矯正をしながら部活を続けている方がいらっしゃいました。
インビザラインなんて知らなかった、ん十年前を生きていた僕としては・・・

すっごく羨ましい!!! 

興味のない方もいらっしゃるかもしれませんが、「管楽器奏者とインビザライン」がこのブログのコンセプトでもあるので、管楽器と矯正について感じることを書いてみたいと思います。 

管楽器奏者と歯並びの関係

管楽器奏者には理想の歯並びというものがあります。(特に金管楽器)

  • 正中が合っていること
  • 真っ直ぐで平であること
  • 噛み合わせがあっていること
  • 叢生がなく凸凹がない歯並びであること

が理想の形だと言われています。

・・・・・・。

そんな人・・・いる!?笑

楽器によっても歯並びの影響は変わってきます。
チューバやユーフォニアムの大きなマウスピースよりも、トランペットやホルンのように小さいマウスピースの方が歯並びの影響は大きいと、チューバからトランペットに移行した僕が言うのだから間違いありません。
僕もチューバからラッパに移行したときは、しばらく歯が痛かった・・・(;_q)

僕は運よく管楽器を続けることができましたが、管楽器からパーカッション(打楽器)への移行を余儀なくされた人もたくさんいます。僕の周りにも、顎関節症になって部活を辞めた子や、歯並びが悪かったからトランペットをやりたかったけどサックスにした、フルートにした、パーカッションにした、という人がたくさんいました。(もちろん木管楽器にも歯並びは影響します)

参考:歯の矯正をしながら金管楽器を吹いている方はいますでしょうか?

管楽器のマウスピースの負荷


出典:Student Trumpet Embouchure Examples

管楽器はマウスピースという金属のパーツの唇に当て、その中で唇を振動させて音を出しています。
理想ではそれ程の圧力は加わらないはずなんですが、長時間の練習や、高音を出すときなど、どうしても通常よりも圧力が加わってくるタイミングというものがあります。
僕はそれほど唇の表面にマウスピースの型がつくタイプではありませんでしたが、歯と唇が当たる裏側はいつも切れている状態でした。

これだけの圧力がかかっているのですから、歯並びに影響がないわけがありません。

管楽器奏者と歯列矯正

歯並びの問題を抱えながらも現役バリバリで吹いていた20年前。
インビザラインという矯正方法は聞いたこともなかったし、「管楽器奏者は歯列矯正はできない 」というのが一般的な考えでした。

表側のブラケット矯正をしても唇がズタズタになるし、裏側のリンガル矯正をしてもタンギングの際に舌がズタズタになります。
先程の知恵袋にも、ブラケットで矯正をして後悔しているという回答がありましたが、本当にそのとおりだと思います。無理よ。笑 

僕も師事していた先生の紹介で、院長先生自身がラッパ吹きの先生の歯科クリニックに通っていました。当時から矯正のことを伝えていましたが、どうしても矯正をしたいのであれば、トランペットは一旦諦めたほうがいいとまで言われました。

もちろん先生も悩んだ挙句の答えです。
今の歯並びよりも矯正した方が伸び代は増えるかもしれない、けど今じゃない。と先生も本当に考えてくれました。

管楽器奏者の矯正歯科選び

歯列矯正がメジャーになった今、あちこちの歯科クリニックで管楽器奏者のためのコンテンツを用意してくれています。
YAMAHAでも矯正治療中の管楽器奏者のためのプロテクターを開発したそうです。

Iida06
出典: 樹脂を使ったオーダーメードのプロテクター

個人的には、この状態で吹ける気はしませんが・・・笑

インビザラインを知ってから、ラッパ吹きでもできる方法あるじゃん!と気付きましたが、歯列矯正をしようと考えている管楽器奏者の方には、ぜひ歯科医院選びにもこだわってほしいと思います。
その理由は「管楽器奏者は審美的な矯正だけではない」 からです。

僕自身、あちこちの矯正歯科を回り、その都度トランペットのことを話してきましたが、マウスピースと歯並びの関係はこっちの方が詳しいんじゃねーか、と思わざるをえないことばかりでした。もちろん矯正歯科なので、歯並び中心の話になってしまうのは当然です。でも、矯正中のことも考えてくれる先生でなければ、いくらインビザラインを含めたマウスピース矯正や、プロテクターがあったとしても正直やめたほうがいいと思います。

管楽器奏者にオススメの矯正歯科

実際に先生とお話したわけではなく、ネットからの情報になってしまうのですが、何軒か管楽器奏者のことを本当に考えてくているなと感じる矯正歯科があったので記載しておきます。

ミューズ矯正歯科

東京都文京区
女性の院長先生が管楽器奏者で「管楽器奏者の歯のためのページ」という管楽器奏者と歯並びのためのコンテンツを1995年から運営しており、僕も矯正をするならこちらでお願いしようと思った時期もありました。管楽器奏者のことを考えてくださっている矯正歯科さんです。

大塚駅前歯科

東京都豊島区
マウスピース矯正はもちろん、独自の矯正方法を行っており、奥歯や顎も考慮した治療を行っています。

コスモルソ表参道デンタルクリニック

東京都渋谷区
院長先生がインビザラインの最上位の「プラチナエリート・プロバイダー」を認定されています。
インビラインでの治療の実績数が多い歯科クリニックです。

福増矯正歯科

神奈川県横浜市
歯科衛生士の方がクラリネット奏者だったそうで、管楽器奏者のためのコンテンツが充実しています。

さいとう矯正歯科クリニック

神奈川県横浜市
管楽器奏者の症例が多い矯正歯科クリニックです。

河原町歯科医院

宮城県仙台市
管楽器奏者用のアダプター等も作成してくださるようです。

にしお歯科・小児歯科医院

兵庫県加古川市
院長先生がサックス奏者で「ミュージック・スプリント」という管楽器演奏に特化した補助器具があるそうです。
「管楽器歯科」という科目があるほど、管楽器奏者の歯並びを考えてくださるようですよ。 

※その他、情報お持ちの方がいらっしゃいましたらぜひご連絡ください。 

管楽器奏者で歯並びに悩んでいる方へ

僕も歯並びには悩み続けました。
100%上達の妨げにもなりました。 歯並びが悪いから、悪かったから楽器を辞めてしまった仲間もたくさんいます。

歯列矯正を考えている管楽器奏者のみなさん、何かお力になれることがあればご連絡ください!

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